「夫は今夜 恋人と過ごしてる」結婚7年目のリアルライフを描く話題の『1122』がすべての夫婦に響く理由
“夫婦とは何か”を問いかける話題作『1122(いいふうふ)』が遂に実写化!
30代夫婦の心の揺れやすれ違い、ぶつかり合いをリアルに描き、夫婦とは何かを問いかける話題作として、2020年に完結してからも大きな注目を集めていた、渡辺ペコさんの『1122』がついに実写化されます! 【漫画試し読みはこちら】“夫婦とは何か”を問いかける話題作『1122』を読む 主演は、初共演にしてW主演の、高畑充希さんと岡田将生さん。続々とその他のキャストも発表され、6/14からのPrime Video配信開始に向けて、期待が高まっています。 今回は試し読み付きで本作の人気の秘密をお届けします。ドラマと合わせてお楽しみください!
『1122』あらすじ
妻・相原一子(あいはらいちこ)。夫・相原二也(あいはらおとや)。 結婚7年目の仲良し夫婦。セックスレス。子供なし。そんな二人が選択したのは「婚外恋愛許可制(公認不倫)」。おとやには、いちこも公認の“恋人”美月がいる。美月との恋に夢中になり始めるおとやを見て、いちこにも変化が……。 結婚したい人もしたくない人も、結婚を続ける人もやめた人も、 ――「結婚」を考えるすべての人に届けたい、30代夫婦のリアル・ライフ!
1. 人物描写がともかくリアル!
物語はいちことおとやん(いちこはおとやのことを“おとやん”と呼び、おとやんは“いちこちゃん”と呼んでいます)の夫婦と、おとやんの不倫相手である柏木美月、そして夫の柏木志朗の夫婦を中心に進みます。 この4人だけではなく、いちこの母親やおとやんの家族、そして友人たち。すべての登場人物たちのセリフややりとりが本当にリアル! 心の声も含めて丁寧に描かれていきます。 セックスレスや公認不倫だけではなく、「いつもは意識の底に沈めている」という母親との関係にも注目。「実家」に帰るのにも勇気が必要ないちこに、おとやんは否定もせず優しく寄り添います。
2. 「話すこと」って大切!
なぜいちことおとやんがセックスレスから公認不倫を選んだのか。そうなったきっかけと共に、そのときのお互いの気持ちもつまびらかに。 いちことおとやんを見ていて思うのは「会話」の大切さです。ちょっとした引っかかりや、自分の中だけでは抱えきれない思いを、きちんと伝え合います。セックスはもとより、パートナーとの会話すらままならない……そんな人にはぜひ読んでほしい! 物語が進むと、必ずしも思いを吐き出す相手はパートナーとは限りませんが、言語化することで前に進むいちことおとやん、そして美月たち。ついつい言葉を吞み込んでしまいそうになる私たちの背中を押してくれるようです。