敗戦後も“スター気取り”の小泉進次郎 「SPに自身との記念撮影を促していた」
記念撮影を促して
特に選挙が弱い若手議員などは、こうした言葉にしきりに拍手喝采を送っていたというが、 「党員票が離れてなお、次の選挙の顔は自分だという自負が失われていないのに驚きました。発言を受けて“選対委員長狙いか”とみる向きもあったのですが、結果的には正しかった」(同) さらにこんな場面も。 「選挙期間中、護衛に付いていたSP2人を進次郎が壇上に上げて“この人たちは今日で警護から解除されます”と紹介したのです。そして集まった人たちに向けて“私の警護をされている場面をご家族が見る機会はなかったでしょう。ぜひちゃんと写真を撮ってあげてください”と言いながら、自身との記念撮影を促していました。いまだに、スター気取りなわけで、思わず鼻白みましたよ」(同) 前出のデスクは、次のように指摘する。 「小泉氏は裏金議員の公認について、推薦人に名を連ねる旧安倍派議員を慮って“新執行部で厳正に判断する”と態度を保留していました。まさにこれから彼は選対委員長として、この問題と正面から向き合うことになる。森山裕幹事長(79)のサポートも受けるはずですが、果たして自分の言葉で説明できるまでになるのか、間違いなく重大な試金石になります」 関連記事【「親離れができていない」「たくさん助けたけど一方通行」 石破首相の「決定的な欠陥」を恩人らが指摘】では、恩人らが明かした石破首相の政治家としての「決定的な欠陥」について詳しく報じている。 「週刊新潮」2024年10月10日号 掲載
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