【北川景子さんインタビュー】俳優として、2児の母として「今できることを全力で」
【LEE COVER INTERVIEW】北川景子さんの現在地
俳優として、女性として、ますますきらめいている北川景子さんが、新年号の表紙に登場! 2児の母となった最近の暮らしから、大切な自分の時間、仕事に対する熱い思いまで、真摯に語ってくれました。いつだって、「今できることを全力で」。そんな北川さんの生き方が、心新たにスタートを切りたいこの季節、きっと最高の刺激とエールになるはずです。 Profile きたがわ・けいこ●1986年8月22日生まれ。兵庫県出身。2003年、雑誌『SEVENTEEN』でモデルデビュー。同年のテレビドラマ『美少女戦士セーラームーン』で俳優としても活動開始。以降、幅広い分野で大活躍。2025年放送予定の、山崎豊子生誕100年記念ドラマ『花のれん』(テレビ朝日系)で主演を務める。 X:KKeiko_official
北川景子さんの“今”を知る8つの言葉
変化した日々の生活、変わらない仕事への情熱。まっすぐな言葉たちから、“今”の北川さんが見えてきます!
01:鍛えられるし、学びも喜びもある。私にとっては、子育てが“現場の最前線”
子どもを育てるのは、責任重大な仕事。だから、私にとっては子育てが“現場の最前線”。いちばん自分を鍛えてくれて、学びも喜びも与えてくれるものだと思っているんです。例えば私は、昔は自分と似たタイプの方と仲よくなりたい気持ちが強かったんですよね。自分が出不精だから、相手がアクティブだと「『山に登ろう』『海に潜ろう』なんて誘われたらどうしよう!?」って敬遠しちゃったり。でも、今は娘のおかげで人間関係も広がった。娘にとって大切なお友達のお母さんは、一緒に子どもを育てる“味方”であり“同志”。そんな感覚で、いろいろなタイプの方と親しくなれるのが、すごく新鮮で楽しいです。
02:心配性で悩みがち。どっしり安定することが課題です
私は、もともと心配性で悩みがち。子育てに関しても、先回りして考えすぎたり、それ以外の場面でのモヤモヤを引きずってしまったりするんです。でも、お母さんが不安そうにしていたら、子どもも不安になってしまうんじゃないかと。娘が新しい環境に飛び込もうとするとき、「大丈夫かな?」と心配してしまう私に対して、夫は「楽しんでおいで!」と笑顔で背中を押してあげられる人。そういう前向きなところを尊敬しているし、私も、もっとどっしり構えて安定していられたらと思っています。そこが、今後の自分の課題かもしれません。