串田和美が21世紀の私たち見据えて挑む「そよ風と魔女たちとマクベスと」
フライングシアター自由劇場 第5回公演「そよ風と魔女たちとマクベスと」が4月から5月にかけて東京・長野で上演される。 【画像】フライングシアター自由劇場 第5回公演「そよ風と魔女たちとマクベスと」チラシ表(他2件) 「そよ風と魔女たちとマクベスと」はウィリアム・シェイクスピア「マクベス」を原作に、串田和美が脚色・演出・美術を手がける作品。串田が「マクベス」に挑むのは今回が6度目となり、今回は9人の俳優たちと“21世紀の私たち”を見据えた作品作りに挑む。 上演に向けて串田は「ちょっと意味深な風変わりとも思える題名のこの芝居は、勿論シェイクスピアの四大悲劇のひとつ『マクベス』を題材にしたものです。前回は『オイディプス王』を『ガード下のオイディプス』、前々回は『夏の夜の夢』を『あの夏至の晩 生き残りのホモサピエンスは終わらない夢を見た』としたように、古典劇として原作があるものを、現代の私たちの感性や意識とつながるように脚色し直し、新たな言葉や物語を“ないまぜ”にして創り上げます。意識的に感じ取ろうとしなければ気づかない、心地よいそよ風のささやきから、魔女たちの謎かけのような、未来の不安を感じ取ること……まあ、是非ともご覧いただき、それぞれ観客の皆様方の無数なものがたりが広がっていけば、創り手一同、望外の喜びであります。ご来場を心からお待ちしております‼︎」とコメントした。 出演者には大空ゆうひ、串田十二夜、福本雄樹、原田理央、大木実奈、反町鬼郎、さとうこうじ、ノゾエ征爾、そして串田和美が名を連ねた。公演は4月25日から5月4日まで東京・すみだパークシアター倉、9日から11日まで長野・信毎メディアガーデンで行われ、チケットの一般前売りは東京公演が2月20日10:00、松本公演が2月2日10:00に販売スタート。 ■ フライングシアター自由劇場 第5回公演「そよ風と魔女たちとマクベスと」 2025年4月25日(金)~5月4日(日・祝) 東京都 すみだパークシアター倉 2025年5月9日(金)~11日(日) 長野県 信毎メディアガーデン □ スタッフ 原作:ウィリアム・シェイクスピア(「マクベス」より) 翻訳:松岡和子 脚色・演出・美術:串田和美 □ 出演 大空ゆうひ / 串田十二夜 / 福本雄樹 / 原田理央 / 大木実奈 / 反町鬼郎 / さとうこうじ / ノゾエ征爾 / 串田和美 ※東京公演は高校生以下割引、長野公演はU-25チケットあり。