世界遺産検定マイスターの南圭介が発信!ウズベキスタンの魅力を綴る
俳優、タレントとして活躍しながら様々な資格を取り、それを仕事にも生かしている南圭介さん。2023年に習得した世界遺産検定マイスターは、知識だけでなく、自分の考えをしっかりと表現する力が求められるため、難易度が高いそう。そんな彼が世界各国の魅力をご紹介する【南の旅】。1回目は「ウズベキスタン」をご紹介。
「旅」は毎回、僕を「何者」かにしてくれる
幼少期をパキスタン、シンガポールで過ごしていたこともあり、小さい頃から‟旅”は僕にとって、とても身近な存在だったのかもしれません。‟旅”は常に新しい経験を僕に届けてくれたし、心を豊かにしてくれました。 世界遺産検定マイスターを取得したことによって、世界の奥行きがさらに広がった気がしています。「旅サラダ」海外リポーターとして、世界遺産検定マイスターとして、‟旅”の面白さ、世界の美しさを南の目線でお届けできたらと思っています。 さて、今回人生初めて行ったウズベキスタン。 人がとても優しく、緑が豊かで、近代化も進んでいて、たくさんの魅力に触れる事が出来ました。ウズベキスタンには5つの世界文化遺産と2つの世界自然遺産があります。そのなかで僕が行ったことのある世界遺産をいくつかご紹介したいと思います。
世界文化遺産【文化交差路サマルカンド】
青の都・サマルカンド。 「サマル」は「人々が出会う」、「カンド」は「街」を意味する言葉であり、まさに現代においても人々の活気で賑わう文化交差路です。 神学校のメドレセはもちろん、シャーヒ・ズィンダ廟群など、美しいイスラム建築に、サマルカンドブルーと称される色鮮やかなブルーのタイルとモザイクが街に彩りをもたらしています。 ウズベキスタンの青空とサマルカンドブルーで青の世界が広がります。 ――なぜブルーなのか? 英雄ティムールが好んだ色だといわれています。ティムールは遠征先から優れた技術者や芸術家を連れて帰り、美しい都市をつくろうとしたのです。青いタイルは中国の陶磁器とペルシアの顔料から作られており、まさに様々な文化を運ぶシルクロードだからこそ誕生したストーリーだといえます。 そしてここで――南圭介の世界遺産検定マイスターQuiz!