人気沸騰中のサロモンのスニーカー“定番&最新”4選【ヒットの理由とプロの履き方まで紹介!】
ファッション界隈の人の足元が、いつの間にサロモンに変わっている光景をよく見かけるようになった。ハイテクスニーカーを日頃履かない人までも愛用している。「形が美しい。驚くほど歩きやすい。いちど履いたら夢中になる」というのが共通認識のようだ。メゾン マルジェラ(MM6)やコム デ ギャルソンといったエッジーなモードブランドがコラボする感性のお墨付きも、ハイセンスな印象を高めている。そこで今回の「着る/知る」は、いまだ謎多きサロモンのエッセンスを大解剖。定番モデル、カテゴリー、直営店、ファッションシーンでブレイクした理由、愛用者の着こなしスタイルまで盛りだくさんの独自取材でお届けする。 【画像】サロモンのスニーカー定番&最新4選の画像を全て見る
基本をおさえたい定番&最新4選
XT-6 GTX 防水ゴアテックス搭載で悪天候もOKなデイリーシューズ。2013年に誕生したランナー向けモデルを、色や素材を変えてアップデート。靴紐をタンに収納できる機能、紐と連動させたアッパーのホールドなどサロモンの基本が詰まっている。2足ともに¥31,900(税込)。 スキー用品をルーツに持つフランスのサロモンのシューズは、本格トレイルランシューズ用やハイキング用。タウンユースでよく履かれるのは、ファッション感度の高い「スポーツスタイル」カテゴリーである。ここに掲載する4型はすべて同カテゴリーのものだ。 公式オンラインストアでのくくりには「スポーツ」と「スポーツスタイル」の2種類ある(詳細は後述)。この“スポーツ”のカタカナ言葉の解釈が少々難しい。サロモンのいう「スポーツ」は現代的なアウトドアアクティビティのためのモデル。一方で「スポーツスタイル」は、歴史的なアーカイブの復刻モデルが中心だ。タウンユース用にはこちらから選ぶ人が多いだろうが、「スポーツスタイル」も「スポーツ」に限りなく近い高性能。復刻モデルの大半は2000年代以降のハイキングシューズやトレイルランシューズだ。ライトユーザーが運動目的で「スポーツスタイル」を選んでも十分に役立つだろう。最新と復刻に大きな見た目の違いがないから、ファッションとして履きたい人もカテゴリーを気にせず好みで選ぶのが吉だ。