今村暢孝 / ボートレース（競艇）

ボートレース若松の「ミッドナイトレース マンスリーBOATRACE杯」は3日、10～12Rで準優勝戦が行われる。 4日目は2コース差し連発で連勝ゴールとした地元ベテラン今村暢孝が、逆転で予選トップ通過。「ペラは毎回変えている。エンジンの勝率(29％)よりはいい」と例によって大げさなことは言わないが、2コース差しが効かない当地であのレースができるのだから、出足は仕上がっていると考えざるを得ない。準優は12Rの1号艇。トップ足の渡邉真奈美、伸び節イチの田路朋史と相手は楽ではないが、しっかり逃げて優勝戦1号艇を手にしたいところ。 「ペラを叩き変えて、出足が良くなった」と上昇ムードの杉山正樹が2位通過。当地ではいつもエンジン出しに苦労しているが、今節は序盤から比較的いいコメントが出て、4日目が一番いい仕上がり。準優11Rも中亮太、植田太一、青木蓮と上位パワーが3人いるものの、信頼度の高いイン戦で人気に応える。 初日からずっとコメントは冴えないが、オール3連対キープの丹下将が3位。どうやら乗り心地に不満があるようだが、レースを見る限りどこも問題はなさそうな仕上がり。準優10Rは2号艇に古賀繁輝。4日目は変調をきたして5、3着と崩れてしまい、予選トップからズリ落ちてしまったが、元のパワーに戻せば丹下よりも明らかにいい足なので逆転は十分ある。ここは3号艇にレース足抜群の庄司樹良々、4号艇には西橋奈未もいるが、今節は女子力を発揮できてない。 なお、準優ボーダーは6.33と高めのまま。本橋克洋が上位着順差で次点に泣いた。