「タッチでGo!新幹線」とはどのようなサービスですか? 「PASMO」でも利用できますか?
新幹線を利用するときの手続きが面倒だと常日頃から感じているのであれば、JR東日本が提供している「タッチでGo!新幹線」がおすすめです。電子マネーと紐づけていれば、手続きなしで新幹線に乗車できます。 今回は、「タッチでGo!新幹線」と電子マネー「PASMO」に焦点をあてて詳しく解説します。PASMOを使ったスムーズな新幹線の利用を検討したい方は、ぜひ参考にしてみてください。 ▼新幹線で1人で「2席分」の購入はNGなの? 規則を確認
タッチでGo!新幹線とは?
タッチでGo!新幹線は、JR東日本が提供している新幹線乗車サービスです。交通系ICカードを使い、新幹線の自由席に乗車できます。事前に無料の利用開始登録をしておけば、切符の購入や予約が不要で、PASMOなどの交通系ICカードをタッチするだけで新幹線の自由席が利用可能です。 JR東日本のホームページによると、PASMOをタッチでGo!新幹線で利用するためには、以下の自動券売機での利用登録が必要です。 ●自動券売機 ●チャージ専用機 ●多機能券売機 モバイルPASMOを利用中の方も、チャージ専用機から利用開始登録をする必要があるので注意してください。
タッチでGo!新幹線でPASMOが使えるエリア
タッチでGo!新幹線でPASMOが使えるエリアは以下の表1の通りです。 表1
※JR東日本「タッチでGo!新幹線とは」を基に筆者作成 タッチでGo!新幹線は、主にJR東日本エリア内の新幹線利用者向けのサービスです。路線をまたいだ乗車ではタッチでGo!新幹線を利用できないため注意してください。
電子マネーとして使えるPASMO
PASMOは、在来線や新幹線に乗るとき以外にも、「PASMO」の表示がある場所なら日常生活で電子マネーとして使えます。ここでは、いざというときに残高不足で困らないよう、便利な使い方を紹介します。 ■PASMOのチャージ方法 PASMOのチャージ方法は表2の通りです。 表2
※PASMO「PASMOにチャージする」を基に筆者作成 モバイルPASMOを利用する場合には、以下のようなチャージ方法があります。 ●Google Pay ●クレジットカード ●オートチャージ ●銀行口座 ●携帯電話料金 ●コンビニエンスストア ■PASMOの便利な使い方 PASMOは電車やバスだけでなく、さまざまな場所で電子マネーとして使用することも可能です。 ●飲食店 ●コンビニエンスストアを含む多くの店舗 ●自動販売機 ●駐車場・駐輪場 ●コインロッカー その他にも、交通系ICカードとして、PASMOが使用できる場所は多岐にわたります。 また、「PASMOオートチャージサービス」を設定しておくと、改札機にタッチしただけであらかじめ設定した金額を自動的にチャージしてくれます。チャージ金額は、1000円から1万円の間で自由に設定が可能です。使用頻度に合わせてチャージの条件を設定しておきましょう。