バルク派ビキニ選手の筋量豊富な肉体美!国際大会を機に筋量アップで今シーズンに挑む
バンドを2本使う!?オススメお尻トレーニング
佐野選手は丸みのある筋肉が特徴的だが、特に気になったのが上部から丸みのあるお尻。今行っているトレーニングを伺った。 「お尻・ハムメインのスクワットは関節ではなく、ハムケツで重さを受け止めるようにしゃがみます。このスクワットを2種類。ブルガリアンスクワットはお尻を上向きしてしゃがむイメージで行っています。あとは、うつ伏せになって膝を曲げ、ガニ股にして足を上下に動かすのをバンドをつけてやっています」 そして、オススメなのがバンドを2本使ってのハム・お尻トレーニング。 「恥骨の上、骨盤の少し下辺りに1本と膝下に1本バンドをつけてスクワットをすると、骨盤が締めつけられ、中殿筋もおさえられてお尻に凄く効きます!」 しかし、ハードな筋トレをしているからこそ、減量中でも丸みのあるお尻をつくることには苦戦しているという。 「2年前はお尻上部がもっとあったのですが、去年は絞るとミシミシとした感じになってしまい、ストリエーション(筋肉のすじ)が出てしまいました。でも、お尻に脂肪を残すと脚のカットが出なくなってしまので、それが凄く難しいです。四頭のマッスルコントロールを強化する必要があるのと、骨の形も変わってくるのか以前は骨盤がすごく前傾していたのですが、今は後傾してきている気がして……。そこも改善できたらと思っています」 トップ選手として活躍している現在でも現状に満足せず、勉強し、実践することを忘れない佐野選手。今年からJBBFオールジャパンマスターズに出場できる年齢(35歳)になる佐野選手に目標を伺った。 「JBBFオールジャパンマスターズで優勝して、オールジャパン一般クラス表彰台、グランドチャンピオンシップスでトップ6に残って、今年日本で行われる世界選手権に出場したいです」 昨年は自身の特徴であるバルクを抑えめに身体をつくった佐野選手。「今年は筋肉で丸みがある自分らしい身体を取り戻したい」と意気込む。 自分のなりたい身体に正直に向き合い、ボディメイクをする。その大切さを佐野選手は教えてくれた。
取材:FITNESS LOVE編集部