鮮やかな黄色に輝く食用菊 軽米で収穫が最盛期
9日の岩手県内は前線や気圧の谷の影響で曇りや雨となった。北西寄りの冷たい風が入り、平年を1~3度ほど下回る肌寒い一日となった。軽米町晴山の農業池端健吾さん(51)の畑(20アール)では、食用菊の収穫が最盛期を迎えている。 十五夜、阿房宮(あぼうきゅう)、八戸の3種類を栽培。鮮やかな黄色が一面に広がり、地元の女性たちが手摘みした。収穫した菊の花は加工場で蒸し、一晩乾燥させる。 作業は11月上旬まで続く。池端さんは「秋の味を楽しみにしている人たちに届けたい」とほほ笑む。産直ミル・みるハウスなどで販売している。