台湾プロ年間表彰 日本ハムなど注目の古林睿煬がMVP 元オリ・モヤも複数タイトル
(台北中央社)台湾プロ野球(CPBL)は4日、台北市内のホテルで年間表彰式を開いた。年間MVPには、北海道日本ハムファイターズなど複数の日本球団が注目を寄せる古林睿煬投手(統一ライオンズ)が選ばれた。中日ドラゴンズやオリックスバファローズでプレーしたスティーブン・モヤ外野手(台鋼ホークス)は打点王とホームラン王、さらに指名打者としてベストナインに輝いた。 台湾出身の投手が年間MVPに選ばれるのは18年ぶり。CPBLによれば古林は10月30日に所属球団の承認を条件とした海外移籍権の行使を宣言した。 岡山県共生高校出身の陳傑憲(統一ライオンズ)は、外野手としてベストナインとゴールデングラブ賞をダブル受賞した。陳のベストナインは5年連続7回目(2017、18年は遊撃手として)、ゴールデングラブ賞は3年連続3回目。 台湾シリーズで優勝した中信ブラザーズを率いる平野恵一監督には最優秀監督賞が贈られた。新人王は台鋼ホークスの曽子祐内野手が、最成長選手賞は楽天モンキーズの陳柏豪投手がそれぞれ獲得した。 (陳容琛、謝静雯/編集:田中宏樹)