昨季はB2奈良でプレーしていたシェイク・ムボジ［写真］＝B.LEAGUE

　9月27日、B3の岩手ビッグブルズは、昨シーズンのB2ブロック王に輝いたシェイク・ムボジと、2024－25シーズンの新規選手契約に合意したと発表した。 　セネガル共和国出身で現在37歳のムボジは、208センチ115キロのセンター。ヨーロッパのリーグを経て、2020－21シーズンに西宮ストークス（現：神戸ストークス）の一員としてBリーグデビューを果たすと、2022－23シーズンからバンビシャス奈良へ移籍。昨シーズンはB2リーグ戦53試合に出場して、1試合平均12.1得点8.8リバウンド、リーグ最多1.5ブロックをマークした。 　シーズン終了後に契約満了のため自由交渉選手リストへ公示されていたが、新シーズン開幕前日に急きょ岩手入りを発表。 　今回の発表に際して、岩手の水野哲志社長は「交渉を始めてから、『今すぐに力になりたい』と迅速に準備してもらい、わすが数日で来日し合流してもらいました。シェイク選手の、実力はもう疑いの余地はありません。日本での経験、そして昨季B2でのブロック王獲得したゴール下の強さ、勤勉な人柄は多くの人を惹きつけるでしょう」と、入団の背景を明かしつつ、経験豊富な新戦力に期待。 　ムボジは「このクラブに来ることがてきてとても興奮していますし、幸せです。皆さんにお会いできるのが待ちきれません。日本に戻ってくることをとても楽しみにしていましたし、岩手ビッグブルズは、とても競争力が高く、成功する意欲のある選手が多く、このような機会を与えてくれたことに感謝しています」とコメントした。 　岩手は28日15時から金沢武士団と2024－25シーズンの開幕戦を戦う予定。まさに開幕直前の電撃入団となった。