どうなる?!大谷翔平の日本人4人目の新人王は本当に当確なのか
どうやら、打席成績と投手成績を合わせることに異論はない。が、大谷の投打の成績が規定投球回数にも規定打席にも達していない点で、マイナス要素となる。 そこはもう覆しようがなく、トーレスとアンドゥーハーは、チームをプレイオフに導いた貢献度も加味されるだけに、その点でも大谷には不利だが、そこを差し引いても、大谷が一歩リードしているよう。 この三つ巴の争いはもうゴール寸前だが、最後まで目が離せない。 ちなみに過去の日本人メジャーリーガーの新人王は、1995年の野茂英雄(ドジャース)、2000年の佐々木主浩(マリナーズ)、2001年のイチロー(マリナーズ)の3人だけである。 またナ・リーグは、ファン・ソト(ナショナルズ)とロナルド・アクーニャ(ブレーブス)の野手2人の一騎打ち。ソトは、29日現在、114試合に出場し、打率.292、出塁率.405、21本塁打。10代で20本塁打を記録したのは、史上3人目となった。出塁率がこのままなら、10代の選手では史上1位となる。 アクーニャは、やはり29日現在、109試合に出場し、打率.293、出塁率.367、26本塁打、63打点、78得点と非凡。こちらもア・リーグ同様、残り数試合の勝負となる。 (文責・丹羽政善/米国在住スポーツライター)