超特急タカシ&シューヤのアコースティックライブ『せぶいれのうた』Zepp Haneda第2部レポート「この人と一緒なら死ぬまで歌い続けられる」
「歌い終わったら、拍手をください」
しかし、ここでは終わらない。会場からの「せぶいれ」コールに応えて再び登場した2人がまず届けたのは「gr8est journey」。 疾走感そのままに、生バンドで力強く歌い上げ、客席のコールと共に一体感を高めていく。 「せぶいれコールありがとう!」とアンコールへのお礼を述べたあと、ふたりが触れたのは着ているTシャツについて。実はまだタカシとシューヤの2人分しかないTシャツなのだそう。もちろん、客席からは「欲しい!」の声が上がる。「スタッフさーん」と舞台裏に向かって声をかけるシューヤ。「まじで言っとくわ、通販やってくれ」と茶目っけのある笑顔を見せた。 そして最後の曲については撮影がOKとアナウンスされると客席からは驚きの大きな歓声が。 ただし、「僕たちが歌い終わったらやっぱりみんなの拍手がめっちゃほしくて。切実に。曲が終わったら撮影を終えて、拍手を」とお願いをした。 最後に届けたのは「Yell」。 サビでは2人でも目を合わせて歌い、美しいハーモニーを響かせ、最後の最後まで会場を魅了し続けた。 この日、2公演を終えて、バンドメンバーへの感謝を述べたあと、ステージに残ったふたり。 楽しそうに1日を振り返り、去り際に「いいわ、Zeppって。またやりたい」とポソリ。その言葉をシューヤが聞き逃すはずがない。「いつかZeppツアーとか回れたらいいですね!」とにっこり。 唯一無二のハーモニーを響かせ、充実の表情を見せたタカシとシューヤ。きっとまた、その歌声を「せぶいれのうた」でも響かせてくれるはず。今から次が、待ち遠しい。 取材・文:ふくだりょうこ 撮影:鈴木友莉
【関連記事】
- 松尾太陽(超特急)&安本彩花(私立恵比寿中学)が一度きりのスペシャルコラボ!注目アーティストが集結した「LIVE Meets Vol.5」レポート
- 超特急が魅せた過去と今、そして未来「この幸せな時間をこれから先も紡いでいけますように」 アリーナツアーぴあアリーナ公演レポート
- 超特急ほか世界でブレイクを目指すアーティストが集結! MUSICGLOBE FES 2023ライブレポート「これからも自分の推しを愛し続けてください」
- 超特急 カイとリョウガが笑い、喋り尽くす! トークライブ「稜海しました!」レポート
- 「僕たちを僕たちでいさせてくれて、ありがとう」8号車の日にファンとの絆を再確認 超特急ライブレポート