鈴鹿央士、『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』に参加 「本当にうれしかったです!」
2025年3月7日に公開される『映画ドラえもん』シリーズ45周年記念作品『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』に鈴鹿央士が声優として参加することが発表された。 【写真】『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』鈴鹿央士のアフレコショット 2025年で記念すべき45周年を迎える『映画ドラえもん』シリーズ。44作目となる本作は、絵に描かれた壮大な中世ヨーロッパの世界を舞台にした物語。絵の中で出会った仲間たちとともに、ドラえもんとのび太たちが幻の宝石をめぐり強大な敵に立ち向かう、完全オリジナルストーリーだ。 監督を務めるのは、TVアニメ『ドラえもん』の演出を担当し、2007年び『映画ドラえもん のび太の新魔界大冒険 ~7人の魔法使い~』でシリーズ初となる女性監督に就任した寺本幸代。そして脚本は、TVアニメ『ドラえもん』の脚本を数多く手掛ける伊藤公志が、『映画ドラえもん』シリーズに初参加する。 鈴鹿が本作で演じるのは、映画のオリジナルキャラクターであり、ドラえもんたちが飛び込んだ絵の中の世界にあるアートリア公国で、絵の売り買いを行う美術商人のパル。パルはドラえもんたちが繰り広げる冒険に大きく関係する重要なキャラクターとなる。鈴鹿がアニメの声優を務めるのは、2022年に公開された『夏へのトンネル、さよならの出口』以来、2度目で、『映画ドラえもん』の声優には初挑戦となる。 以前からドラえもんが好きだという鈴鹿は、ドラえもん・のび太と初対面すると、「わあ、かわいい~! 今日はよろしくお願いします」と満面の笑みでご挨拶。映画の装いをしたドラえもん・のび太の衣装を鈴鹿が整えてあげるなど、終始和やかなムードで写真撮影を行った。インタビューで、アフレコ収録を終えた心境について聞かれると「アフレコではアクションシーンがあり、どう演じようかなと悩みながら臨みましたが、話すスピードや声量に変化を出し、“より伝える”ことを意識してお芝居をしました。『大変だ』という想いよりも、『自分がドラえもんの世界にいるぞ!』という、楽しい気持ちが強かったです!」と語った。 佐藤大真プロデューサーは、鈴鹿を起用した経緯について「“パル”は凛とした佇まいを見せつつも親しみやすい雰囲気がある中で、どこか抜けた感じがある、というキャラクターなのですが、そのキャラクターイメージと鈴鹿央士さんの持つイメージが重なると思い、この度オファー致しました。映画制作が進むにつれデザインや性格が作られていく中で、“パル”と鈴鹿央士さんが自然と近づいてきているような印象があり、より魅力的なキャラクターになったと感じております」と語っている。 コメント 鈴鹿央士(パル役) 幼い頃は、毎週欠かさずアニメを観て、漫画も読んでいました。生活の一部だったドラえもんの世界に声優として参加できる日がくるとは思ってもいなかったので、驚きと嬉しさと…本当にうれしかったです! 僕が演じたパルは物語のカギを握る重要なキャラクター。アフレコではアクションシーンがあり、どう演じようかなと悩みながら臨みましたが、話すスピードや声量に変化を出し、“より伝える”ことを意識してお芝居をしました。「大変だ」という想いよりも、「自分がドラえもんの世界にいるぞ!」という、楽しい気持ちが強かったです! ハラハラ、ドキドキするシーンはもちろん、心にぐっとくるメッセージがたくさん込められた作品です。ぜひ劇場で『映画ドラえもん』の世界に飛び込んでください! 佐藤大真(プロデューサー) “パル”は凛とした佇まいを見せつつも親しみやすい雰囲気がある中で、どこか抜けた感じがある、というキャラクターなのですが、そのキャラクターイメージと鈴鹿央士さんの持つイメージが重なると思い、この度オファー致しました。 アフレコ中はとても緊張している様子ではありましたが、テストを重ねていく中で、少しずつパルのキャラクター性を掴んでいかれて、収録の後半では、緊張感そのものを楽しんでいるように見えました。 また、映画制作が進むにつれデザインや性格が作られていく中で、“パル”と鈴鹿央士さんが自然と近づいてきているような印象があり、より魅力的なキャラクターになったと感じております。 鈴鹿央士さんによって命を吹き込まれたパル、そしてドラえもんやのび太くんたちが描く物語を、是非劇場でご覧頂けると嬉しいです。
リアルサウンド編集部