ひょっこりはん、舞台『ハリポタ』ロン役合格は「ドッキリだと」 妻にも支えられ役つかむ「自信を持って演じたい」
自身と似ているロン役にしっくり「運命を感じている」
リズムに合わせて“ひょっこり”顔を出す芸で2018年にブレイクし、近年は俳優として舞台やドラマにも挑戦しているお笑い芸人・ひょっこりはん。現在、東京・TBS赤坂ACTシアターで上演されている舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』でロン・ウィーズリー役の新キャストに抜てきされ、7月から出演する。活躍の幅を広げているひょっこりはんにインタビューし、俳優業への思いやロン役への意気込みを聞いた。 【写真】壁から“ひょっこり”するひょっこりはん
近年、俳優として数々の舞台に出演し、昨年はTBSドラマ『恋愛のすゝめ』にメインキャストとしてレギュラー出演したひょっこりはん。 「いつもとは違う一面が出せるのはすごくやりがいがあります」と俳優業のやりがいを感じている中で、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』のオーディションの話を聞き、挑戦を決意。見事ロン役をつかんだ。 「うれしかったですがドッキリだと思いました(笑)。正式に発表されるまでの期間も長かったので、嘘だと言われたらそうだろうなと。発表された時は安心しました。オーディションの審査員が全員外国人で、僕のことを知らない状態で受かったというのは自信になりました」 出演が発表された際に、「オーディションでロンを演じたときにとても自然体になれたというか、しっくりくる感覚があったので、合格をいただいてこうして皆様の前でロンになれることに運命を感じています」とコメントしていたが、ロンと重なる部分が多いと感じているという。 「ロンもお調子者で、おとぼけというか、ちょっと間抜けな感じも似ているなと。オーディションで演じたシーンも、普段から僕がやるような動きやリアクションがあり、自然と落とし込むことができて、すっと演じることができました」 ロンは眼鏡をかけていないキャラクターのため、オーディション時は眼鏡をはずしてコンタクトで参加したという。 「コンタクトにして、白のシャツに黒のズボンというシンプルな格好で行きました。眼鏡のインパクトが強いので、眼鏡をとるとクラスによくいるような顔に。意外と何でも馴染める感じです。本番も眼鏡はなしで、たぶんカツラをかぶってロンの衣装を着るので、完全に僕ではない人を演じるというお芝居になると思います」