石川遼、69で暫定22位 ドライバー新シャフトに好感触「パフォーマンスはほとんど100点」
◆男子プロゴルフツアー メジャー初戦 BMW日本ツアー選手権森ビル杯 第1日(6日、茨城・宍戸ヒルズCC西C=7430ヤード、パー71) ツアー18勝の石川遼(カシオ)は5バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの69で回り、暫定22位につけている。1番では3パットのボギー、17番ではティーショットがOBとなり、スコアを落としたが、5つのバーディーを並べた。「17番はOBを打ったが、自分的には納得というか、悪い球でもなかったので、なるほどみたいな。次にデータとしてためられるミスの一つだった。全体的にはすごくいいと思う」と充実した表情で振り返った。 最終18番では10メートルのバーディーパットをねじ込み、大歓声が起きた。「(17番のダボを)取り返そうという気はなかった。あまり曲がるラインじゃなかったので、しっかり打ち出すこともできたし、いいパットだった」とうなずいた。 今週は新しいドライバーのシャフトを投入。「日に日に体になじんでいる」といい感触をつかんでいる様子だった。4番とパー3のホール以外はドライバーを握る積極性を見せるなど、結果にも結びついている。「ここまでドライバーを打てたことが久しぶり。充実している。ドライバーのパフォーマンスはほとんど100点」と満足げに話した。 今大会は過去10度出場し、予選通過は半数の5回。最高成績は2010年大会の15位と、今年こそは大会初優勝を目指す。「明日も楽しみ。やることも変わらず、今日の続きという感じ」と第2ラウンドへ向けて気を引き締めた。
報知新聞社