投資に興味があるのですが、よくわからないのでまずはNISA口座を開設してみました。いくらから投資できるのか、商品選びのコツを教えてください
資産運用をコロナ禍に始めた方で特に株式投資を行っている場合、株高の影響で多くの銘柄で利益が出ていて、今は新NISAへ、と移行されている方もいらっしゃると思います。 コロナ禍から資産運用を始めた場合、投資歴3~5年だと思いますが、何となく投資を始めて何となくうまく行っていると、いまさら株って何? 投資信託って何? といった基本的なことを聞きづらくなっていきますね。 今回はこれまで行ってきた投資で、株とは、投資信託とは、をいまさら聞きづらい方に対し、この2つについて説明します。
株式投資の特徴は
株式投資の特徴は、元本保証等の安全性は低くても大きな収益性が期待できる投資です。 そもそも、「株式」は株式会社が事業活動等で必要となる資金を証券市場(証券取引所等)を通じて集めるために発行されます。よって、事業がうまくいけばその会社の成長により、その会社の価値が向上=株価の上昇があり、あるいは会社からの配当が増えその分運用成果を得ることができます。 逆に会社が成長しなければ、株価下落や無配、最悪倒産すれば投資資金の回収もできなくなります。 また、株主に対して保有株式数や保有期間によって自社の製品やサービス等を提供する「株主優待」制度を導入している会社もあります。株式投資で得られる価値は、 1.株価が購入時<売却時となった場合の譲渡益(キャピタルゲイン) 2.会社が利益を株主に還元する配当金(インカムゲイン) 3.会社によっては、その会社の製品やサービス等を享受できる株主優待 の3つが挙げられます。逆に株価が下がる等のリスクに対応するには、 1.一度に同じ株式を購入するのではなく、何度かタイミングをずらして購入する時間の分散 2.同じ会社の株だけを購入するのではなく、複数の会社、複数の業種等バランスよく購入する銘柄の分散 3.目先の株価の上下動に惑わされず長期的な視野で考える長期の投資 が必要となってきます。