勾留中死亡、コロナ原因か インドネシア国籍、栃木
2023年10月に道交法違反(無免許運転)の疑いで逮捕され、起訴後に栃木県警佐野署で勾留されていたインドネシア国籍のアルバイト従業員の男性(26)=群馬県館林市=が搬送先の病院で死亡したことが26日、分かった。署によると、司法解剖の結果、新型コロナウイルス感染が原因とみられる。 24日午後、署で定期健康診断をしていた医師が、男性の視点が定まらないことや体のむくみを確認。歩行が困難な状態だったことから、佐野市内の病院に搬送されたが、25日午前2時50分ごろ死亡した。 男性は逮捕時から体の痛みを訴えて通院していたが、医師の診察などから入院の必要はないと判断していた。