往年のセリエAの名手バッジョ氏が強盗&監禁被害に…額を負傷も無事を報告「あらゆることが起きる可能性があったが…」 | セリエA
【欧州・海外サッカーニュース】自宅で強盗&監禁被害に遭っていたことが報じられた元イタリア代表のロベルト・バッジョ氏が21日、イタリアメディアを通じて無事を報告した。 【動画】インテルに直撃取材!
現役時代にフィオレンティーナやユヴェントス、ミラン、インテルなどで活躍し、1993年にはバロンドールを受賞した元イタリア代表の名手ロベルト・バッジョ氏。現在、57歳を迎えたレジェンドは、EURO2024のスペイン対イタリア戦が行われていた時間帯を狙ったとみられる強盗団の被害に遭っていたことが伝えられた。 地元紙『Corriere del Veneto』などの報道によれば、バッジョ氏が現地時間20日の22時頃、イタリア北部ヴィチェンツァの自宅で家族と共に代表戦を観戦していたところ、外国出身とみられる武装した5人組の強盗団が侵入。抵抗したバッジョ氏は、強盗の1人にピストルのグリップで叩かれて頭部に深い傷を負ったほか、家族と共に自宅の一室に40分間にわたって監禁され、その間に時計や貴金属、現金などを盗まれる被害に遭った。 バッジョ氏は、強盗団が去った後、ドアを壊して脱出し、警察に通報。その後、病院へ搬送されて負傷した額を数針縫う処置を受けたとみられる。なお、バッジョ氏の家族にケガはなかった。元イタリア代表の10番はその後、警察で事情聴取を受けたうえで現場となった自宅に帰宅している。 バッジョ氏は21日、マネージャーのヴィットリオ・ペトローネ氏を通じて『ANSA』へコメントを残し、各方面から届いたお見舞いのメッセージに感謝の意を示しつつ、自身の無事を伝えた。 「まず、私と家族一同、みなさんから届いた深い愛情に感謝したい。本当にありがとう。このような状況下では、あらゆることが起きる可能性があったが、幸いにして、私は襲われて数針の傷と打撲を負ったことと、かなりの恐怖を抱いただけで済んだ。今後は恐怖を克服するだけだ」
【関連記事】
- ●「最高に親切だった日本のベッカム」伊解説陣が語る元セリエAの日本人選手たち…本田圭佑を伊記者が絶賛、中田英&中村俊、森本らにも持論「一番熱狂した」のは?
- ●欧州王者イタリア、EURO出場決定も抽選で最下層の第4ポットに「立派な服装で4等車に乗る王者は異質」前代未聞の事態を伊紙が分析!
- ●魔術師、優れた頭脳、カピターノ…インテル&フィオレンティーナOBの伊解説陣2人が“理想のイレブン”を選出!往年の名選手も!
- ●【インタビュー】スパレッティが語るトッティとの確執の真相「私は教え子が大好きだが何かを変えようとすれば…」
- ●元ミランFWシェフチェンコ氏が語る往年のライバルたち「デル・ピエロは天才。トッティの忠誠心は並外れていた」