レバノン空爆で米国人男性死亡、ホワイトハウスが哀悼の意
Kanishka Singh Andrea Shalal [ワシントン 2日 ロイター] - イスラエル軍のレバノン空爆で1日、ミシガン州出身の米国人男性が死亡した。親族と地元選挙区の米下院議員が2日、明らかにした。 亡くなったのはカメル・アフマド・ジャワド氏。同氏の娘によると「罪のない人々の命を救おうとして」空爆の犠牲になった。高齢者や障害者を支援するため、病院の近くに滞在していたという。 ホワイトハウス報道官は2日、「われわれはカメル・アフマド・ジャワド氏の死に深く悲しんでおり、彼の家族と友人に心を寄せている。彼の死はレバノンの多くの民間人の死と同様、悲劇だ」と述べた。 イスラエルによる最近のレバノンの軍事活動では数百人が死亡、数千人が負傷したほか、100万人以上が家を追われている。 デトロイト・ニュースによると、ジャワド氏はレバノンで年老いた母親の世話をしていた。同氏はアラブ系住民が多いミシガン州ディアボーンの出身。