<雨宮天×羊宮妃那>タイGLドラマ「ギャップ・ザ・シリーズ」インタビュー(2) キス音を必死に研究!? 吹替ならではの難しさ
雨宮さん 羊宮ちゃんは、もうとにかくひたむきだなと思って。ちょっと偉そうな言い方になっちゃうんですけど、ひたむきだけど、ちゃんと自分のペースでいることを忘れないでいられるというか。そこがすごい強みなんだなと思って。さっき、羊宮ちゃんも言っていたけど、萎縮しちゃったりして、優先するものがお芝居じゃなくて「失敗しないこと」になっちゃうと、ちょっと違うものになってしまうというのをちゃんと分かっているというか。ちゃんと自分のペースを自分で作ってお芝居して、どうするべきかを考えて、すごくひたむきに役や作品に向き合っているんだなって感じました。
--お話を聞いていると、モンとちょっと似ているような。
雨宮さん そうですね。確かにモンもひたむきで、ちゃんと優先順位を見失わない感じですよね。
羊宮さん すごく恐れ多くもあり、でもすごくうれしいです。やっぱり評価されるものって、世間に出るものだけになってしまうとは思うんですけど、それでも、ご一緒してくださる雨宮さんからそんなお言葉をいただけるなんて、本当にうれしいですし、これからも頑張ろうってなります。ありがとうございます。
雨宮さん いや、こちらこそ(笑)。
--羊宮さんが感じる雨宮さんの魅力は?
羊宮さん 雨宮さんのことは、元々当たり前のように存じ上げておりましたので、その印象が抜けきらないというか、本当にずっとキラキラと輝いていらっしゃる。でも、サムさんのお声を聞いて思ったんですけど、確かに声色とかトーンは冷たく聞こえるものかもしれないんですけど、でも可愛いんです、すごく!
--羊宮さん、頭を抱えてらっしゃいますが、それほどに可愛いと?
羊宮さん そうなんです。もう最初の印象には戻ってこれないので、声が可愛いのか、お芝居が可愛いのか、定かじゃないんですけど、サムさんはすごく可愛いという印象があって。でも、不器用なんだなって思うくらい真っすぐに伝えたり、ふざける時も真っすぐふざけたりして、思わず笑ってしまいそうになったりとか。雨宮さんの声とサムさんがすごく一致して、耳からすごくサムさんのことを感じておりました。
雨宮さんと羊宮さんが演じるサムとモンがどんな胸キュンなラブストーリーを繰り広げるのか。吹替版ならではの魅力も感じられるはずだ。