ネットで買った中古PCが届かない…報道カメラマンも被害「ネットリテラシー高い」と自負する50代が危ない?ショッピングサイト詐欺 富山
掘り出し物を見つけた感覚で、約6000円で商品を購入。確認のメールが届いたといいます。 記者の家族:「メールで返事が来たので『あ、これは大丈夫だったんだな』と思って、『ここに入金をしてくれればすぐ発送します』と」 そして、指定された郵便局の口座へ代金を振り込みました。しかし、いくら待っても商品は届きません。 記者の家族:「3日くらいで着くという話だったんだけど、なかなか届かないので、電話するとつながらないと。なんかおかしいなと思って警察に相談しに行きました」 警察に相談しましたが、 「振込先の郵便局に当たってください」 と言われたといいます。 一方、郵便局からは、 「口座に残高があれば被害者に返還することも可能な場合がある」 と言われ、手続きをしました。 しかし… 記者の家族:「しばらくして郵便局のほうから『もうこの受付はないことにしてください』みたいな感じで申請書類そのまま返ってきました。要は、郵便局としても結果が見えないということなので、あきらめてくださいと」 結局、お金は返ってきませんでした。 記者の家族:「やっぱりこんなうまい話はないなと。あまり知られていないサイトで値段が安いものは多分ないなと」 振り返れば、不審な点もあったといいます。 記者の家族:「相手の振込先が、今考えるとグエンなんとかって、ちょっと日本人じゃないカタカナの振込先でした。振り込んだ時に、『あれこれなんかあやしいぞ?』って今思うと、思うべきだったし」 こうした悪質な詐欺被害… 富山県警はを取材すると、人気の通販サイトを模倣した「偽サイト」の被害も相次いでいるといいます。 富山県警サイバー犯罪対策課・宮崎祥一次席: 「公式のロゴマークが盗用されていたり、一見して公式のURLを使っているかのように装ったり、検索の結果、公式サイトよりも上位に表示されている場合がありますので、公式サイトのURLであるか確認をお願いします」 被害に遭わないためには…。