ネットで買った中古PCが届かない…報道カメラマンも被害「ネットリテラシー高い」と自負する50代が危ない?ショッピングサイト詐欺 富山
さらに続きます。 業者のメール: 「我々は同等タイプのより良い品質のを提供して、あなたはいかなる差額を支払う必要はありません」 五藤カメラマン:「へんな日本語ですよね」 被害に遭った1カ月後、メールに記載されたURLからサイトを確認しようとしたところ… 五藤カメラマン:「見つからない。もうない。」 アクセスすることはできませんでした。 メール記載のURLはつながらなかったものの、 インターネットで商品名を検索すると… 五藤カメラマン:「この店の名前も全く同じ。この商品です」 購入したのと同じショッピングサイトで、まだ同じ商品が販売されていました。業者に電話で問い合わせようとしましたが…「この電話番号は現在使われておりません」のアナウンスが流れるだけ。手口が巧妙化していると感じたと五藤カメラマンはいいます。 五藤カメラマン:「普通のショッピングサイトとカートに入れるまで、カートに入れたあとの対応、大手と変わらない。今までそういうショッピングサイトとかオークションサイトとかいっぱい見て、いっぱい購入して、結構自信があったんですよね。引っかかっちゃたなっていう」 富山県消費生活センターによると、ショッピングサイトで商品を購入しても届かないといった相談件数は、過去10年で増加傾向にあり、おととしは、10年前のおよそ2.7倍になっています。 チューリップテレビの記者の50代の家族も、被害にあいました。釣りが趣味で、アカムツなどの高級魚を釣るためのリールをインターネットで探していました。 記者の家族:「廃番になっているシマノの商品なんですけど、性能が良いと思っててずっと探していました」 相場は1万円ほどだったといいますが、去年3月ごろ、半額近い値段で売っているのが見つかったといいます。 記者の家族:「1万円を切るような値段はなかなかないんですけど、そこも相手はよく見てて、6000円くらいの値段で。なかなかこんな値段はないぜと思って」