マイボトル持参でプラごみ削減 熊本市が登録店制度 カフェなど7店舗でスタート
熊本市は、客が持参した水筒やタンブラーに飲料を提供する「マイボトル協力店」の登録制度を始めた。プラスチックごみの削減が狙い。1日、カフェチェーン7店でスタートした。市によると県内の自治体で初めての取り組み。 市事業ごみ対策課によると、協力店にはマイボトルが利用できることを示すステッカーを貼ってPRしている。店舗によっては、マイボトル持参で料金の割引特典もある。 7店はサンマルクカフェ、タリーズコーヒー、ドトールコーヒーショップの市内店舗で、今後拡大を目指す。登録店舗は市ホームページで公表している。 市は同じく1日から、食品ロスの削減を啓発する取り組みも拡充した。協力店舗を飲食店だけでなく、スーパーなど小売店にも広げた。飲食店ではハーフサイズメニューの設定や廃棄食品の飼料化、小売店では商品のばら売りや売れ残り商品の子ども食堂への寄付などを新たに求めている。（上村彩綾）
