海水流入した天草の農地「除塩作業で塩分濃度低下」
熊本朝日放送
熊本県天草市で、2月に海水が農地に流入した問題で、県は6日に開いた説明会で、除塩作業の結果、土壌の塩分濃度が低下しているとの調査結果を示しました。説明会には農家24人が出席しました。 この問題は、県が発注した業者がメンテナンス工事中に樋門の扉を外したままにしたことで、海水が田んぼなどに流れ込んだもので、農地約19ヘクタールに被害が出ました。 施工業者は、農家に対して得られたはずの収入や除塩作業にかかる費用を補償する方針で、20日に補償金を支払うということです。県と施工業者は今後も除塩作業や塩分濃度の調査を続けるとしています。