【ボートレース下関】唯一のAランク機は地元の小林孝弘がゲット
海響ドリームナイターのボートレース下関「Hayashikane杯」は5日に開幕する。今節は低調機シリーズで、上位の10基くらいはほとんど格納されているが、Aランク機が1基(69号機)だけ出ている。その「当たりくじ」を見事引き当てたのは地元の小林孝弘だ。地元水面で大暴れの期待がかかる。「勝率あるエンジンを引けたし、ペラはそのままです。まだ今のところはいいって感じはないけど、悪いとことも感じなかった。1回走ってみて」と話していた。 小林の他で今節の中では比較的いいエンジンをゲットしたのは貫地谷直人、井上忠政、加藤政彦、品田直樹だ。加藤は前の前で小林に69号機を引かれたため、がくっとしたそうだが、39.7%の46号機なら文句は言えない。「班では変わらずにみんな一緒くらい。下がる感じはなかったし、ペラだけでやっていく。下関はスタートが難しいので集中したい」と話していた。 ドリーム戦の1号艇に選ばれたのは永井彪也。15.7%のエンジンだが、近況の動きは悪くなく、中堅は十分。「思ったより悪くはなかった。スタートの入る感じは悪くないし、下がることもない。ターンの感触は分からないが、ペラ微調整でいったんレースに行こうかな」と十分戦えそうな雰囲気だった。 高田ひかるが5日、バースデーを迎える。当地は初Vの地で「相性はいい」と話していた。ただ、今節はペラをノーハンマーで通す考えだ。選手会のルールで一定期間に4枚ペラを割ると1か月休みになる。現在3枚割っているそうで、「ペラは多分叩かない」としていた。直前の津オールレディースもペラはノーハンマー。それでも優勝戦1号艇を獲得した。優勝は逃したが、ペラは叩けなくてもある程度の結果は出すことができる。初日の走りに注目だ。
マクール