『ゴールド・ボーイ』羽村仁成がヤバすぎると話題
撮影中は岡田が役づくりのために羽村、星乃、前出とコミュニケーションを取ることをあえて避けていたそうで、羽村は「距離を置いてくださっていたので役に没頭できた。映画の中でも撮影中の自分たちとのいい緊張感が映っていたので、ありがたいです」と2月に行われたPRイベントで撮影を振り返っていた。
羽村は、これまでドラマ「二月の勝者-絶対合格の教室-」(2021)で名門中学を目指す小学生を、「俺の家の話」(2021)で主人公・寿一(長瀬智也)の息子で学習障害と診断された孤独な小学5年生を好演。お笑いコンビ・錦鯉の半生を描いた「泳げ!ニシキゴイ」(2022)では森本慎太郎演じる長谷川雅紀の中高生時代役で話題に。そして、オーディションに臨み映画初出演にして大役を射止めたのが行定勲監督のハードボイルドアクション『リボルバー・リリー』(2023)。長浦京の小説を原作に、大正末期に生きる元スパイの小曾根百合(綾瀬はるか)を主人公にした本作で、羽村は謎の男たちに追われ百合と共に逃避行を繰り広げる少年を演じた。昨年7月末に行われたPRイベントでは主演の綾瀬が「すごく表情がよくて、いろんなことが伝わって来て、感性が豊かだなと思いました。可愛くて、よく食べて、ダンスも上手で、魅力と才能の塊だと思いました」とその才能を絶賛していた。(石川友里恵)