朝ドラ『虎に翼』第120回(9月13日)・病が進行する多岐川(滝藤賢一)が最後の力を振り絞り、少年法改正反対の意見書を届けようとする
戦前戦後の日本で法曹の道を歩むヒロイン・寅子の情熱あふれる姿を描く連続テレビ小説『虎に翼』(NHK朝ドラ)。第120回(9月13日放送)では、病が進行した多岐川が最後の力を振り絞り、桂場のもとに少年法改正に反対する意見書を届けようとする。 【写真】多岐川と抱き合う小橋と稲垣 ヒロイン・寅子(伊藤沙莉)の級友である香淑(ハ・ヨンス)の娘、薫(池田朱那)は学生運動で逮捕されるも不起訴処分となる。また、出自を自分に隠してきた母・香淑に怒り、距離を置いていた薫だが、大学には真面目に通うようになっていた。 一方、病が進行した多岐川(滝藤賢一)のもとには、小橋(名村辰)、稲垣(松川尚瑠輝)ら懐かしい顔ぶれが集まる。少年犯罪の厳罰化に反対する多岐川は最後の力を振り絞り、桂場(松山ケンイチ)のもとに少年法改正に反対する意見書を届けようとして・・・。 本作は、戦前戦後に女性法律家の草分けとして足跡を残した三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんをモデルに、日本初の女性弁護士であり裁判官となった一人の女性が、困難な時代のなかで仲間とともに道なき道を切り開いていく物語。