ブルーズ終盤に大逆転でNZ女子『スーパーラグビー・アウピキ』初優勝! 永田虹歩は後半から出場
ブルーズの永田虹歩がNZ女子『スーパーラグビー・アウピキ』の決勝メンバーに入ったニュースを先日お伝えした。 その決勝が4月13日にオークランドにあるイーデンパークでおこなわれ、ブルーズが残り時間2分で逆転して24-18とチーフス・マナワを破った。 初の栄冠を手にしたその試合には永田も後半から出場し、勝利に貢献した。 ◆硬さの見えた前半はロースコア。 レギュラーシーズン1位通過のブルーズが同2位のチーフスをホームに迎えてのフィナル。 決勝ではニュージーランド(以下、NZ)国歌の斉唱があり、その後は、チーフスのハカもおこなわれた。決勝前に2連敗しているだけに、もう負けられないと言う気持ちが溢れたか、殺気立っている様子もうかがえた。 ハカが終わってまもなくして、キックオフの笛が鳴った。決勝の大舞台に、両チームに硬さが感じられた。 しかし、先制トライは、あっさり生まれた。前半6分、チーフスがWTBルビ・トゥイのチップキックからチャンスを掴んでFBレニー・ホームズがインゴールに押さえる。 5-0と先制した。 そこから試合が動くと思われた。しかし、選手の硬さは取れずミスが目立つ。 レフリーがラック周辺で厳しめに笛を吹いた影響もあり、両チームの反則が重なる。なかなか得点シーンは見られなかった。 その後、スコアボードが動いたのは33分だった。チーフスのFBホームズがペナルティゴール(PG)を決めて8-0とする。 その2分後にはチーフスのWTBトゥイの反則から、ブルーズが速攻を仕掛けてスイッチが入った。 敵陣22メートルに入ったブルーズは、ボールキャリーの良いフロントローの突破を数回からめて前に出。。そこからBKに展開した。 最後は抜群の決定力を持っているWTBケイトリン・ヴァハァコロがファイブポインターとなる。8-5と3点差に追い上げた。(35分) そのスコアのまま、チーフのスリードで前半が終了した。