【シニア猫との暮らし】16才も「自由に気ままに清潔に」暮らしてほしい
猫の寿命が延び、"猫生"の半分は「シニア期」といわれる時代。まったりほっこりなシニア猫さんとの暮らしをレポートします。 今回の飼い主さん&シニア猫は、神奈川県のKさんとグァバちゃん(メス・16才)。旦那さんと息子さんの3人家族で、今は愛猫のグァバちゃんと日々の暮らしを楽しんでいます。 【写真】今年で16才のグァバちゃん。自宅の建て替えから2年経った今でも家の探索に夢中
譲渡会で出会った2カ月の子猫
譲渡会で出会い、わが家の一員になった愛猫グァバ。迎えたばかりの頃は、不安そうによく鳴いていて、日中はずっと息子の腕の中で過ごし、夜は私の首に巻き付いて寝ていました。ときに布団に粗相することもありましたが、今ではそれもいい思い出です。1才頃から、キツネのぬいぐるみを”可愛がる”ようになったグァバ。くわえて移動させたり、なめて毛づくろいをしてあげたりと、世話をするような行動をとるように。
大きな病気もなく今年16才を迎えました!
今年で16才。最初こそ体に寄生虫を見つけて動物病院に駆け込んだこともありましたが、とくに大きな病気もしないでくれているグァバ。特別なことをしたわけではなく「自由に気ままに清潔に」な生活がよかったんだと思います。人も猫も変わりませんね。
そうは言っても自宅は”グァバ仕様”に!
健康状態に心配はないものの、部屋はすっかり”グァバ仕様”に。すべりやすい床には、一部コルクマットを敷いています。若いときほど家中を走り回ることはないですが、歩くときの足腰への負担を考慮。また窓に猫タワーの高さを合わせで、見晴らしのいい位置でくつろぐことができるようにしています。 長く一緒に暮らしてきたことで、私は今グァバが”何をしてほしいのか”が何となくわかるように。グァバからの”おねだり”には、なるべく応えるようにしています。かまってほしそうなときは「いいコいいコ、大好きだよ」って、満足するまでなでながら「愛おしいグァバ、これからもずっと一緒にいようね」と心の中で伝えています。 出典/「ねこのきもち」2024年7月号『シニア猫と暮らして』 構成/Carrythecat ※この記事は2024年9月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。 ※この記事で使用している画像は2024年9月号『シニア猫と暮らして』に掲載しているものです。
ねこのきもちWeb編集室