熱いファンに支えられる古豪の本拠地で「イトー!」の大声援が生まれるワケ【現地発】
「普段はドイツ語でのやり取りだから…」
スタジアムからの帰り道、ストでトラム路線はファンの遊歩道状態。ほろ酔いのファンが得点シーンを何度も振り返ってはクラブの名を叫び、そしてまた陽気に歩き出していった。 伊藤がそんなマクデブルクというクラブについてこう話してくれた。 「ポテンシャルがすごいあるクラブだと思っています。チームとしても高い目標を持ってやっています。まあ今季も怪我人が多くなると、勢いがなくなっちゃったりしますけど。でも、ファンの存在はいいですよね。スタジアムの雰囲気がすごい好きです。本当に熱い」 そんな風にファンへの思いを口にした後「普段はドイツ語でのやり取りだから、日本語ぐちゃぐちゃになっちゃいました」と言って苦笑いしていた。そんなことを言う日本人選手がいるというのもまた面白いではないか。 取材・文●中野吉之伴
【関連記事】
- 「じゃあ、俺はそれ以下なのか...」元鳥栖FW二田理央、オーストリア2部での苦悩を吐露「うまくいかないことが多い」【現地発コラム】
- 「なぜ日本に1-6で惨敗したヨルダンが決勝に?」母国記者が納得の回答「この試合のおかげで韓国と...」【現地発】
- 「言ったなぁと思いますけど」内田篤人、イラン戦後の守田英正の発言に見解「選手の感覚とか意見はすごく大事」
- 「選手を並べているだけ」韓国人記者が糾弾したクリンスマン監督の“放任采配”「韓国式の指導も必要」【現地発】
- 韓国人記者は「日本とは違うんです」 6試合でなんと716分間プレーしたソン・フンミンとイ・ガンイン。指揮官は温存策を取れなかったのか【現地発コラム】