海外旅行で活躍する「スーツケース」、旅気分が上がるデザイン性も重視する人がチェックすべきブランドは?
内装には取り外し可能なフック付き仕切りやパッキングキューブが付いているので荷物の仕分けがしやすい。さらに、ファスナー1つで約17Lも容量が増える拡張機能付きで、これだけで長期旅行にも使える容量になるため汎用性が高いのも魅力だ。 フロントにはハンギングフックが付き、ちょっとした荷物を掛けられるのも便利。独自開発のホイール「サスペンションホイールAero-Trac」は、衝撃吸収性が高く、海外の石畳でも快適に走行する。
スウェーデンのライフスタイルブランドinnovatorにも注目したい。マットなアースカラーやパステル系、最新のビビッドな鏡面加工などカラー展開が豊富で、主張しすぎないけれどオシャレなデザイン性はさすが北欧ブランドだ。 「INV650DOR」は、ミドルサイズに求めるほとんどすべての機能を網羅するパーフェクトなモデル。軽量かつ丈夫なボディーで、省スペースな片面オープンだけでなく両面オープンもできる2WAY仕様であるうえ、フロント、ミドル、メイン収納それぞれに開閉可能な仕切りがあるため、自分なりの使い勝手に合わせてパッキングができる。
底面にはボトムハンドルがあるため、空港のターンテーブルなどで上げ下げするときに驚くほど持ちやすい。高クオリティーの日本メーカー、ヒノモト製のキャスターは静音かつ滑らかなうえ、ワンタッチのキャスターストパー付きなので、揺れる電車内などでも活躍する。 ■10泊以上の長期旅行に向くスーツケースは? ヨーロッパの周遊旅行、中南米など時差があり飛行時間の長い国への旅行などは、9~10泊以上を必要とすることが多い。容量としては90~100L超のラージサイズが適当だ。
壊れにくく防犯性が必要だという点はミドルサイズと同じだが、荷物の重量がさらに増えるため、預け荷物の規定重量をオーバーしないようできるだけ本体が軽量なものを選びたい。とくにLCCなどを利用する場合は、重量オーバーにかかる料金が高額になるので注意が必要だ。 また、本体サイズが大きくなるので、パッキング時に両面開きをすると場所をとってしまううえ、閉じる際に荷崩れするのが気になる人も多い。そこで、省スペースかつ大容量でもパッキングしやすい片面オープンが最もオススメだ。