最高売上1日2億円!城咲仁 テレビショッピングで大人気の現在「ホストと似ている」と語る成功の秘訣を明かす
先日、プロボクサーの井上尚弥選手の試合と、僕の番組が同時刻に放送されました。とても注目されていたので、誰もが井上選手の試合のほうを観てしまうのではないかと心配でした。でも、僕の番組の視聴者の約95パーセントは女性です。ボクシングはそれほど観ないだろうと判断しました。読みは当たって、売上目標はクリアできました。
■自分で商品もプロデュース「資格もとるし日々学んでいる」 ── 商品開発も手がけているそうですね。ご自身でプロデュースするメリットはどんなところでしょうか?
城咲さん:自分のこだわりを全部入れられるところです。他の人が企画した商品を紹介しているとき、少しでも気になる部分があると、それが画面越しに伝わってしまうんですよ。 でも、自分でプロデュースすると、すべてに納得しているから、自信を持っておすすめできます。よりよいものを作るために、ダイエットインストラクター、スーパーフードマイスターなどの資格も取得し、知識を蓄えることも怠りません。 ──「城咲仁プロデュース」というだけで「きっといい商品だろう」と感じます。
城咲さん:ありがたいことに、いまの僕のテレビショッピングのチームは最強で、僕のこだわりをすべて共有してくれているんです。放送中に僕が「ここで商品をズームアップしてほしい」などと感じていると、すぐに察して素早く対応してくれます。 一緒に働く仲間はとても大切です。やっぱりギスギスして怒ってばかりの人と仕事をするのは嫌じゃないですか。だから、いい雰囲気づくりはつねに心がけています。家族でも職場でも自分の味方になってくれる人をつくるためには、日々を楽しみ、笑顔で人に接することが大切だと思っています。
PROFILE 城咲 仁さん しろさき・じん。タレント、実業家。新宿・歌舞伎町のホストクラブで5年間No.1ホストを務める。カリスマホストとして数多くのテレビ番組に出演。ホスト時代から全国にその名を知られ、2005年タレントに転身した。バラエティ番組などで活躍し、テレビ通販では1日2億円売り上げるトップセールスに。21年、タレントの加島ちかえさんと結婚。22年、実家の町中華「丸鶴」の味を伝える、「丸鶴魂」を立ち上げ、冷凍チャーハンの通信販売も行う。
取材・文/齋田多恵 写真提供/城咲 仁
齋田 多恵