最高売上1日2億円!城咲仁 テレビショッピングで大人気の現在「ホストと似ている」と語る成功の秘訣を明かす
── 2憶円!すごい売り上げですね。 城咲さん:ある意味、ホストとテレビショッピングのバイヤーは似ています。ホストは、お客様に心地よく楽しんでいただく気配りやサービスを提供します。「これだけ丁寧な接客をしてもらえるのなら、高額な料金を払ってもいい」と思っていただく仕事なんです。 テレビショッピングでも「他のものより高いけれど、こんなにこだわっている商品だったらほしい」と思ってもらえるからこそ、多くの方に購入していただけます。
サービスやこだわりという「付加価値」をつけることで、お客様に満足してもらうのは、ホストもバイヤーも変わりません。だからホスト時代から現在まで、僕はずっと同じことに取り組んでいるんです。
■テレビショッピングのライバルは井上尚弥選手!? ── 番組で販売するものは、どのように決めているのですか? 城咲さん:基本的には自分で決めています。メーカーさんが番組で扱ってほしい商品企画をプレゼンしてくれるんです。
その話を聞き、その商品にどんなメリットや魅力があるのか、大きさや価格などを細かく確認します。売れそうだと思ったら商品化に向けてゴーサインを出します。開発費がかかるため、企画段階で判断しています。 ──商品を紹介する際、気をつけている部分はありますか? 城咲さん:視聴者の方がテレビを観てくれているかも非常に重要です。どんなに自信がある商品を紹介しても、誰も観ていなかったら売れません(笑)。だから、多くの人が視聴してくれるであろう日を予想して、そこで目玉商品を放送するようにしています。
── たしかにそうですね。テレビを観ているかどうかはどのように判断するのでしょうか? 城咲さん:大きなニュースがあるときは、テレビショッピングは観てもらえません。時事問題や天候、他局で注目される番組を放送していないかなど、とても敏感になりました。 連休中ずっと雨が降っていて、やっと晴れた日なんかだと、皆さん外出してしまうんですよ。時事問題や他局の番組は事前にある程度調べられ、予測が立てられます。でも突発的な事故や事件、天気はどうしようもないから祈るような気持ちです。