「死にたいくらいへこんだ」代表落選から奇跡の復活を果たしたラグビー日本代表・山中亮平 “兄貴”廣瀬俊朗が明かした特別な言葉
■一度はあきらめたW杯「意味のある10分」
2023年の9月、フランス大会が開幕すると日本の第2戦のイングランド戦で山中選手と同じポジションのマシレワ選手が足を負傷し戦線離脱。そこで急きょ招集されたのが山中選手でした。 日本の最終戦となったアルゼンチン戦、後半残り10分で出場した山中選手は「2019年の時とは違った感覚でした。あのピッチに立ちたくても立てない選手はW杯のメンバーに入ってもいる。(出場が)10分でも意味のある10分だった」と振り返りました。 最後にラグビー人生第3章へ向け山中選手は「自分自身も(次のW杯に)39歳で出られたらすごいと思いますけど、やってもないのに無理だろって決めつけるんじゃなくて、やるかやらないか僕はやるっていうだけの話で。何かにチャレンジすることがある人は一歩踏み出してやってほしい」と思いを語りました。