養鶏場で鳥インフルエンザ 17万羽あまりの殺処分完了 <宮城>
鳥インフルエンザの感染が確認された石巻市の養鶏場では、12日夜までに17万1000羽の殺処分を完了した。 県は石巻市の養鶏場で今月9日高病原性鳥インフルエンザの感染が確認されたことから、12日午後11時頃までにこの養鶏場のニワトリ17万1000羽の殺処分を完了した。今後は農場の消毒作業などを16日までに終える予定。 県内での鳥インフルエンザの確認は去年1月以来で、殺処分の規模は2017年3月に栗原市で発生した際の約22万羽に次いで、過去2番目となる。ほかの養鶏場への感染は確認されていないが、県は各地の養鶏場に対して野鳥を入れないなど衛生管理の徹底とともに、飼育するニワトリに以上があった場合は速やかに県に報告するよう呼びかけている。