C大阪がルヴァン杯初戦で岩手に快勝 MF香川と清武が公式戦復帰
◇ルヴァン杯1次ラウンド2回戦 C大阪1―0岩手（2024年4月17日 いわぎんスタジアム） C大阪はルヴァン杯の今季初戦を勝利で飾った。 押し込みながらも後半22分までゴールネットをなかなか揺らせない展開が続いた。それを打開したのは後半21分から途中出場したブラジリアン2人だった。MFルーカス・フェルナンデス（29）が左サイドからペナルティーエリア内やや左のMFヴィトール・ブエノ（29）へボールを送ると、背番号55は右足でやや浮かせてゴールネット右隅へ。出場わずか1分、電光石火の早技で決勝点をもぎ取り「普段から練習しているところを、サポーターの皆さんに試合で見せられてうれしい」と喜んだ。 MF香川真司（35）は先発で3月16日の鳥栖戦（駅スタ）以来の公式戦に出場した。ゴールに結びつかなかったものの、好機を演出した。香川と後半33分に交代したMF清武弘嗣（34）は昨季リーグ最終戦の12月3日の新潟戦（デンカS）以来で、今季初めての公式戦出場となった。精神的支柱でもあるベテラン2人の復帰はリーグ首位を走るチームにとって心強い。
