【バレー】サントリーが名古屋に快勝 高橋藍、24年最終戦でPOM「非常に重要な一戦だった」
<バレーボールSVリーグ:サントリー3-1名古屋>◇30日◇エディオンアリーナ大阪◇観衆4535人 サントリーサンバーズ大阪が、ウルフドッグズ名古屋に快勝し、2024年最後の試合を勝利で飾った。 前日の試合は2セットを先に奪いながら、フルセットの末に逆転負けを喫していた。この試合でチーム2位の17得点を記録し、プレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POM)に選出された日本代表の高橋藍(23)は「非常に重要な一戦だった。(前日の敗戦から)しっかり修正して我慢しながら戦えた。(2-0から)3セット目を取り切れなかったので、もっと勝負を決めにかかれることは重要だと思う。ただ、年の最後に勝ててよかったと思う」と振り返った。 オリビエキャット監督(57)は「思った通りタフなゲームになった。チームのプレーの質もよく、上位争いに食い込んでいけるところを見せられた。次の試合に向けて頑張っていきたいと思う」と評価した。 名古屋の水町泰杜(23)は「1点の大事さを痛感したゲーム。そこを詰めていきたい」と話した。サントリーは12勝6敗で4位、名古屋は14勝6敗の3位。上位争いを繰り広げる両チームらしく、白熱した戦いを展開。サントリーのキャット監督は「難しいリーグ。その中で競争力を高めていきたいと思っている」と向上していく姿勢を強調した。【実藤健一】