アンジュルム上國料萌衣、卒業する佐々木莉佳子への〝秘密〟明かす 平山遊季と語る「先輩への思い」 トリプルA面シングルの魅力もアピール
心が温かくなる福岡
――福岡の印象を教えていただけますか? 上國料 久しぶりに来て、福岡の方とお話する機会が多かった。タクシーの運転手さんとかお店の方とか。すべてに感じるのはめっちゃ温かいところです! 愛について語ってくださる運転手さんとか、別の運転手さんはオススメのグルメ情報をたくさん教えてくれました。警備員さんの方には「いってらっしゃい!」って声を掛けていただいて、心が温かくなりました! 平 山 九州にはライブで来ることが多いんですけど、その時は会場と駅や空港の行き来しかないんです。だから今回のようなPRのお仕事で地域の方やスタッフさんと触れ合ったりする中で温かさをすごく感じました。さりげないというか、純粋無垢な優しさをすごく真っ直ぐに伝えられてる感じがして、プラスのパワーをもらっています。 上國料 何度も福岡には来ているんですけど、一番優しさを感じました。お世辞とかじゃないです。 ――6月12日にトリプルA面シングル、「美々たる一撃」、「うわさのナルシー」、「THANK YOU,HELLO GOOD BYE」をリリースされます。それぞれの魅力を教えていただけますか? 上國料 「美々たる一撃」はかっこいいアンジュルムも詰め込んだ一曲です! 挑戦的なラップというか、ここまで長いラップを歌うこともなかったので、レコーディングの段階で苦戦した部分ではありました。事前にメンバーで話し合って、どういう曲を歌いたいかみたいな話をした時にラップが歌いたいという意見が出て、それを伝えたんです。そこが反映されてるのかなって思ったり、メンバーがやりたかったことではあったので、新しい一面を見せられる曲だなと思います。 平 山 ラップも魅力なんですけど逆にしっとりした部分もある楽曲です。ソロパートも多いので一人一人の歌声に注目しつつ、すごく格好良くて、大人っぽい曲になっています。 ――「うわさのナルシー」については? 上國料 アンジュルムにしては少し珍しくオシャレな曲調です。ナルシーっていうとナルシストっていう言葉が浮かんでくるんですけど、少しネガティブに聞こえたりするじゃないですか? でも歌詞を読むと、私たちが仕事をする上でナルシストであることってすごく大事だなというか、自分が好きな自分を愛してもらいたいし、歌詞の中から努力した自分が見えてくる。自分を愛して、その愛した自分を愛してもらおうっていう、すごく前向きな歌詞だなと思います。パフォーマンスをする方や表現をする方にも聞いてもらいたいっていう一曲になっています。 平 山 自分を大切にすることが大切という事を伝えたい楽曲です。私も最初歌詞を受け取った時にどうやって自分を表現したらいいんだろうって思いました。「努力」という言葉が歌詞の中に入っていたり、押し付けるのではなくて多様性も認めながら、「自分のやりたいことをやることは間違ってないんだよ」というところを伝えていきたいなって思います。 ――「THANK YOU,HELLO GOOD BYE」については? 上國料 今回、佐々木さんがラストシングルになるので、卒業を感じるような一曲になっています。ほとんど佐々木さんのソロなんです。メンバーは1フレーズだけだったり、佐々木さんと一緒に歌うパートが少しあるくらい。佐々木さんの想いが詰まっているのかなという印象を受けるような歌詞になってます。 平 山 送り出す側のメンバーの想いを歌うというか、頑張ってね!みたいな歌詞が比較的多いかなと個人的には感じてるんですけど、この曲は佐々木さんが「行ってくるよ!」というか「頑張ってくるね!」みたいに、佐々木さんが私たちに向けて歌ってくださっているような歌詞がすごく多いです。佐々木さんらしい言葉というか、佐々木さんが言ってることが容易に想像できるような感じです。