サザエ32個,ワカメ約23キロ,カキ254個…密漁の疑いで今年19人を書類送検・金沢海上保安部
石川県内でサザエやワカメなどを許可なく密漁したとして、金沢海上保安部は今年、19人を書類送検したと発表しました。 【写真】押収されたサザエやワカメ(提供:金沢海上保安部) 金沢海上保安部によりますと、県内では今年に入ってからこれまでに沿岸部での密漁に関する27の事件で、外国人9人を含む19人を漁業法違反の疑いで金沢区検察庁などに書類送検したということです。密漁に関する摘発は去年より27件、20人減りました。 今年は七尾市から北を管轄する七尾海上保安部と能登海上保安署管内での摘発がありませんでした。密漁された海産物は、サザエが32個、ワカメが約23キロ、カキが254個です。 また、鎌やナイフを使って海産物を採取したとして、銃刀法違反の疑いでも摘発されたケースが6件あり、海上保安庁は今後も漁業関係者と連携し、取り締まりを強化するとしています。
北陸放送