日プ、ポジションバトルで新たに注目を集めた練習生、ラップができない悔しさをバネに急成長
動画配信サイトLeminoにて放送されているサバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』(通称:日プ)。今回放送された第7話では、残りの6チームのパフォーマンスが披露された。全てのポジションバトルが終了し、ポジション別の順位が発表となった。 【関連写真】第1回順位発表式では1位に、笠原桃奈の1分間PRカット ポジションバトル後半戦で最も目立っていたのは、milet×Aimer×幾田りら「おもかげ」チームだ。メンバーは、加藤心、八田芽名、髙畠百加、桜庭遥花の4名。ポジションはボーカルで、メインボーカルは加藤が務めた。全員で編曲を進める中、髙畠はラップを入れたいと提案。髙畠は元々ラップ志望だったが、枠が全て埋まってしまい、仕方なくボーカルを選んでいたのだ。髙畠にどうしてもラップをやりたいという気持ちがあることはメンバーも分かっており、全員が快諾してラップパートを追加することになった。 そして編曲をサポートする音楽プロデューサーデュオLASの前で披露すると、ラップは合わないと言われてしまう。ラップパートはなくすことになり、落ち込む髙畠。そんな中、ラップポジションのトレーナーとして来ていたラッパーのちゃんみなから、「ラップが上手くなったら歌が上手くなるし、歌が上手くなったらラップが上手くなる。だから絶対自分の成長になると思う」とアドバイスをもらう。 髙畠は憧れのちゃんみなから直接アドバイスしてもらったことによって、心のモヤモヤがスッキリしていた。その後、髙畠がボーカルトレーナー青山テルマの前で歌を披露すると「すごく良い。ボーカルに来て良かったじゃん」と褒められる。ラップができない悔しさをバネに練習に励み、ボーカルとして急成長していたのだ。
髙畠百加のプロ顔負けの歌唱力
ステージ本番当日、髙畠は素晴らしい歌声を披露。プロの歌手のような表現力で、見事チーム内1位を獲得した。そして全チームのパフォーマンスが終了し、ポジション別の順位が発表。髙畠は492票を獲得し、なんとボーカル部門でも1位に輝いた。歌の実力を発揮し、ベネフィット11万票を獲得したため、次の順位発表では残留する可能性が高い。 髙畠は第1回順位発表では32位で、これまであまり注目される場面がなかった。今回のポジションバトルでは、希望していたラップパートを担当できず、悔しさのあまり涙を流していた。そんな髙畠が歌の才能を開花させ、ボーカル部門で1位になった。 先日の中間発表では15位で、今回ポジションバトルで大活躍したこともあり、第2回順位発表ではデビュー圏内にランクインするかもしれない。序盤では目立たなかった髙畠が、ラップではなくボーカルとして成長し、最終的にデビューメンバー11人に入る。そんなシンデレラストーリーを期待している視聴者も多いのではないだろうか。 過去の日プシリーズでは、直前までデビュー圏内にいた練習生が、最終的に脱落してしまったというケースがある。今回のように新たに注目を集める練習生が出てくると、現在デビュー圏内の練習生も危うくなってくる。視聴者は誰にデビューしてほしいのかをよく考えて、毎日投票を続けることが大切だ。今回の投票期間は既に終了しており、次の投票は11月23日(木)の番組放送終了後からスタートしている。
中村 スバル