本木雅弘、石坂浩二と同年代の役を演じ「必死で老けました」 脚本家・倉本聰の作品に初参加
日テレNEWS NNN
俳優の本木雅弘さん(58)が、10月31日に行われた主演映画『海の沈黙』の舞台挨拶に登場し、石坂浩二さん(83)と共演するための役作りを明かしました。 【画像】本木雅弘さんらが出演する映画『海の沈黙』 本木さんが脚本家・倉本聰さん(89)の手掛ける作品に出演するのは今回が初めて。舞台挨拶では「現場に入ったら『監督にお任せする』という感じの姿勢で。倉本さんもおっしゃっていたようですが」と話しながら「やっぱりどこかで事あるごとに“これで倉本さん的にはOKなのかな?”、“ズレてやしないか?”とか不安になっていた」と明かしました。 また、共演した石坂さんとは、30年ほど前にも映画での共演経験があるそうで「今回ほとんど同級生みたいな。自分のキャリアの中でそんな瞬間がくるとは」と、大先輩である石坂さんと近い年齢の役であることを明かしました。 すると石坂さんから「とにかく(役を)若く作らなきゃと思っていたら、本木さん(役が)すごく老けちゃって」と明かされると、本木さんは「私も必死で老けました」と返答。さらに石坂さんも「(共演する)中井貴一さんと2人で、私を追い越そうとしている」と答えました。司会者から年齢の違和感はなかったとフォローが入ると、石坂さんは「強力な歩み寄りによって三者がやっと(そろった)」と役作りについて語りました。 映画『海の沈黙』(11月22日全国公開 配給:ハピネットファントム・スタジオ)は、世界的な画家の展覧会で起きた贋作(がんさく)事件をめぐる物語。本木さんは天才画家・津山竜次を演じます。共演には、小泉今日子さん、仲村トオルさんらが名を連ねます。