湯郷ベル・村上夏奈瀬選手が弁財天に 「七福神もちつき」 来年の開運願い開催/岡山・津山市
来年の開運などを願うイベント「七福神もちつき」(同実行委主催)が14日、岡山県津山市内中心商店街のソシオ一番街で開かれ、大勢の市民らでにぎわった。 【写真】にぎわうイベント会場
今回は今シーズン女子サッカー・なでしこリーグ2部で優勝した「岡山湯郷ベル」の1部昇格も祝して開催。
オープニングセレモニーでは、「岡山湯郷ベル」DFの村上夏奈瀬選手(23)が弁財天にふんして登場し、恵比寿や毘沙門天などにふんした人たちと一緒に掛け声をかけながら餅つきをした。つきあがった餅は、きなこ餅やあん餅として販売され、ファンらが買い求めた。
村上選手は「今季無敗で優勝できとても良い結果となった。今後うまくいかないこともあるかもしれないが、このイベントで運もいただけたと思うので、一つひとつ成長していきたい」と話した。
ストリートには正月用の果物やお飾り、肉まん、焼き菓子、地場産のオーガニック野菜など露店が並び、家族連れらが通りを歩きながら買い物や飲食を楽しんだ。このほか、吹奏楽の演奏や太極拳の演舞、自衛隊による車両展示なども好評だった。
神戸から家族で訪れたパート・松本優子さん(38)は「チラシを見て来たが、ガラポンに挑戦した。たくさんの露店が並んでいて楽しい」と顔をほころばせた。
また、同実行委員長の牧史郎さん(74)=堺町=は「このイベントも試行錯誤を重ねながら開催してきた。継続していくためにも引き継いで行ってくれる人がいれば」と思いを語った。
同イベントは年末の恒例行事として広く市民に定着し7回目。
津山朝日新聞社