【DDT】拳王戦で白星逃した青木真也がユーチューブチャンネル開設 「言論弾圧」が理由と強弁
DDT28日の両国国技館大会で〝バカサバイバー〟こと青木真也(41)がノア・拳王(39)とのタッグ戦に臨むも勝利をつかめず、自らのユーチューブチャンネル開設を白星で祝えなかった。 中村圭吾と組んだ青木は、大和田侑と組んだ拳王と対戦。戦前からの舌戦などもあって因縁を深めていた2人は共に先発するとエルボーを打ち合うなど激しくやりあう。タックルでテークダウンした青木がロープ越しに拳を振り下ろしたかと思えば、拳王からは場外戦でイス攻撃を受けるなどシバキ合った。 試合は中村が拳王スペシャルに屈する結果となったが、試合後も青木と拳王は場外でにらみ合うなど遺恨はなお深まった様子だ。 青木は「拳王は乗ってきたな。残念だったな、乗ったよ。俺たちの土俵に乗ってきた。だから俺たちの〝勝ち〟だ。負けてない」と声をしゃがれさせる。さらに拳王について「今日はアイツが一番楽しかったんじゃない? ノアでアイツに気を使わないでできるヤツはいないだろって。今日の拳王はイキイキしてましたよ」とニヤリ。今後の再戦の可能性について「もう一度でも二度でも」と前向きな姿勢を見せた。 青木はこの日、自らのユーチューブチャンネル「青木真也チャンネル」をスタートさせた。これまでは「わざわざ自分でやらなくても誰からの所に出てしゃべればいい」との理由で自身のチャンネルを持たなかった。だがその状況が変わったとして「最近、どこに出ても大事なところをカットされちゃうんだ。これもこの国の〝言論弾圧〟じゃないか? だからもう、自分でやっちゃおうと思ってさ」とメガネを光らせた。 くしくもプロレス界ではこの日対戦した拳王の「拳王チャンネル」が人気を博している。面倒くささでは引けを取らない青木は、ユーチューブでどんな〝戦い〟を見せるつもりなのか…。それはそれとして最後に「今日の敗因は、カシンが来なかったことだ」とつぶやくと、両国から自転車で走り去った。
東スポWEB