【日本ハム】”交流戦男”水谷瞬、14試合連続安打 2安打3打点で交流戦首位打者、最多安打のほか最多打点も視界に
◇13日 日本ハム―中日(エスコンフィールド北海道) ”交流戦男”の勢いは止まらない。今季1軍デビューを果たした日本ハムの水谷瞬外野手が1回に右中間に同点二塁打を放ち、交流戦初戦から14試合連続安打をマークした。 「欲を言えば長打と考えていたが、後ろにも良い打者がいるので、つなぐ気持ちで打った」 7試合連続で3番に起用され、1点を追う初回1死一塁で中日の先発右腕・梅津の3球目の直球をたたいた。「1試合1安打」をモットーにこの日もいきなり「H」のランプをともした。 その後は2―4と再びリードを許す展開となったものの、6回無死一、二塁で2番手の藤嶋から左中間を破る2点三塁打で同点に追い付き、続くマルテネスの右犠飛で勝ち越しに成功した。 この日は4打数2安打3打点で交流戦の打率は5割(52打数26安打)をキープし、打点も両リーグ2位の12に。交流戦の首位打者と最多安打、最多打点の3冠獲得も視野に入った。 水谷は愛知県津島市出身の23歳。昨季まで所属したソフトバンクでは1軍出場の機会がなく、昨年末の現役ドラフトで移籍し、プロ6年目でようやくブレークを果たした。好調の要因についてはを「投手との勝負、捕手との勝負、自分との勝負。いろいろ考えるようになったら面白くなった」と自己分析。まだまだ安打を量産し続ける。
中日スポーツ