台風10号接近に備えワイン用ブドウの収穫作業が急ピッチ「泣くときは泣く、運を味方につけるしかない」 香川・小豆島
KSB瀬戸内海放送
非常に強い台風10号は奄美大島の東の海上をゆっくりと北寄りに進んでいます。その後もゆっくりと北上を続け、岡山・香川に最も接近するのは30日(金)から31日(土)ごろにかけてとなる見込みです。その台風10号の接近を前に香川県小豆島では、ブドウの収穫作業が急ピッチで行われています。 【写真】224ワイナリーのスパークリングワイン「島シャン」
(224ワイナリー/志賀隆太さん) 「あしたからの台風がもう怖くて。きょうちょっと早いんですけど、落ちそうな、台風の風で落ちそうなところはもう全て収穫終わらせます」 志賀さんは約1haの畑でデラウェアやシャインマスカットなど、ワイン用のブドウ7種類約350本を育てています。 収穫したブドウは、「224ワイナリー」のスパークリングワイン「島シャン」などとして販売しています。 2024年は晴天が続き、雨が極端に少なかったことで糖度が上がるのが遅く、収穫も例年より5日から1週間遅くなっているそうです。 (224ワイナリー/志賀隆太さん) 「まだやっぱり全てを収穫するわけではなくて、置いとくところは置いとくので、もうあとは『ブドウくん、頼むから持ちこたえてくれよ』という、もう願いしかないです。自然とやっぱり調和しながらやっていく仕事なので、泣くときは泣く、もう運をもう味方につけるしかない」
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