ラストチャンスで2大会連続五輪切符獲得の野中生萌が帰国 東京は銀、パリ目標は「さらに上のメダル」【クライミング】
アクションスポーツのパリ五輪予選シリーズ第2戦(ハンガリー・ブダペスト)にて、スポーツクライミング女子複合決勝で2位に入り、2大会連続の五輪切符を獲得した野中生萌選手が25日、帰国しました。 【画像】イベントに登場した野中生萌選手 野中選手は午前9時過ぎに成田空港に到着、出迎えた関係者に声を掛けられると、笑顔を見せました。 五輪出場権が懸かる最後の大会での切符獲得に「目標を達成できてうれしい気持ちでいっぱい」と晴れやかな表情を見せると、ラストチャンスとなった今大会を「自分でもびっくりしたんですけど、プレッシャーはそんなに感じてなくて。笑っても泣いてもこの大会が最後だったので、とにかく目の前のことに集中して、何が自分にはできるだろうってひたすらそれだけ考えてやってました」と振り返りました。 東京五輪では銀メダルを獲得した野中選手。あと31日後に開幕するパリ五輪に向けて「ワクワクな気持ちが大きい。絶対に簡単な試合ではないと思うんですけど、どこまで自分が上がっていけるかすごい楽しみですし、オリンピックでの感動をもう一度、さらに上のメダルを目指して頑張りたい」と意気込みを語りました。