井上尚弥「ザ・リング」のPFP1位から2位に 2年前も奪首されたウシクが1位
米国で最も権威のあるボクシング専門誌「ザ・リング」が19日(日本時間20日)、パウンド・フォー・パウンド(PFP、全階級を通じての最強ランキング)の最新順位を発表。世界4団体ヘビー級統一王者・オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)が1位に返り咲いた。9日(同10日)から1位だった世界4団体スーパーバンタム級(55・3キロ以下)統一王者・井上尚弥(大橋)が2位となった。 191センチ、105・9キロのウシクは18日(同19日)に206センチ、118・8キロのタイソン・フューリー(英国)との4団体統一戦に臨み、9回にスタンディングダウンを奪うなどして判定勝ちしていた。身長差15センチ、体重差は12・9キロ差を覆しての勝利が評価された。 井上は6日の防衛戦でルイス・ネリ(メキシコ)に6回TKO勝利。9日(同10日)の発表で2022年8月以来のPFP1位に返り咲いていたが、10日で譲る形となった。2年前も井上からトップを奪取したのはウシクだった。
報知新聞社