ウクライナ、ザポロジエ原発の安全性維持呼びかけ 仏主催会合で
[17日 ロイター] - ウクライナのアンドリー・イェルマーク大統領首席補佐官は17日、ロシアによるザポロジエ原子力発電所の占拠とエネルギー網への度重なる攻撃を受け、原子力の安全性を維持する取り組みの強化を呼びかけた。 大統領府ウェブサイトによると、フランスで開かれた原子力の安全性に関する会合にオンラインで出席したイェルマーク氏は、同原発占拠について「国際法と原子力安全規範に対する前例のない違反」と指摘。「原発は軍事基地と化し、職員は絶え間ない圧力と脅迫の下で働いている」と述べた。 バロ仏外相はLCIテレビに対し、同原発の継続的な安全性リスクに対処する上で会合を主催する意義があったと語った。